あなたができないのは私もできないのと同じ
一般に女性は自分だけに良いことがあっても、それは書かないと思います。子どもや家族や親しい人については書きます。みんなで楽しかったことは書きます。でも自分のことでは、書かないのが普通です。
「しあわせ恐怖症」というのもありますからね。
そのほかの話題では、見たり触れたりしたことを書きますね。
トランスの皆さんなどで、客観的な事実を書くだけだと思っていても、それが必ずしも客観的ではないときもありますから、コメントしづらいケースもあるでしょうね。
トランスさんの長文の手記とか、読むのがつらいことが多いので、滅多に読みませんけど、読んだあと私の心が不安定になるのは、私自身の問題かと思ってきたのですが、そうでもないと、最近は思っています。
人にはできることとできないことがあって、運不運も大きいです。自分の力でできたと考えるのは、「自己責任」のイデオロギーに影響されたのかもしれません。
人は何かができたときは、そのかわりに何かを捨てているはずです。成功とは悲しいものだということは、忘れてはいけないことなのでしょう。
あなたができないのは私もできないのと同じだと思えば、私にもまだ救いがあるのかもしれません。
余談で変な話になりますが、猥談について、男性は要するに自分の自慢話、女性はいかに相手が良い男だったかのおのろけ、なんていう人がいたのですが、言い得ていると思いました。他の普通の話題についても、男女には同様の傾向がありそうです。おのろけには行き過ぎがないようにしないといけませんけど。